PROJECT

Bio Concept ー家電の革新デザインー
パナソニックデザイン社とランデブー プロジェクトのコラボレーション

2002年夏~
2002年の夏より、ランデヴー プロジェクトでは、松下電器産業株式会社パナソニックデザイン社との共同プロジェクトとして新しい家電を提案する協働作業を行い、ナショナル製品のデザインを担当する3名の生え抜きのインハウスデザイナーと、3名のアーティストが3つのペアを組み、それぞれがひとつづつ家電を提案を行いました。家電とは一体、私たちのこれからの生活にどのようなモノであって欲しいのか、どういう家電が欲しいのか、などを考え、試行錯誤を繰り返しながら、約半年をかけて試作機を制作。作品でも製品でもない、新しい可能性を秘めた「トライアル・ピース」と呼びました。 まったくのフリースタイルで取り組んで来たこのコラボレーションは、アーティストとデザイナーの、非常に密度の濃い協働作業になりました。
単に製品自体のデザインではなく、販売や修理システムや日本メーカーの対アジア戦略まで幅広く、かつ深い議論が交わされ、最終的に「bio(生命感)」というコンセプトが付与されます。「愛着をもった道具」としての家電をどのようなアプローチで作りこむかが全体の共有課題になって きたころ、どのチームも、家電に広い意味での「生命感」を与えるデザインを考えはじめていたからです。

今回の共同作業ではアドバイザーとしてユニバーサルデザイン総合研究所所長の赤池学さん、日本デザインセンター情報デザイン研究所所長・紫牟田伸子さんが参加しています。当初から「批評」の観点を盛り込んだ共同作業の編成で行われました。


炊飯器は日本が発明した、日本のオリジナル家電。だからこそ、いまの生活の気分やキッチンに合う現代感覚の<シンプルなものがほしい、と思っている人は多いはず。

特徴
・天面にスイッチを集め、オリジナル文字で独自の表情を持たせました。
・語りかけるような湯気と光の演出がプログラミングされている。 フラット画面は揺らすことで電気が入ります。
・炊飯すると光のナビゲーションで炊飯中は蒸気抗が光ります。
・炊きあがるとしゃもじが光ります。
・ボディは乳白色にしシズル感やおいしさを表現。
・インテリアでタイルに置かれてもしっくりくるデザインにしました。
・家族サイズとして5合炊きにこだわりました。


どんなに便利な機械でも、やっぱり掃除をするのは面倒、という気分を「せっかくするなら楽しく、徹底的に」転換させようというのが、この掃除機のメインコ ンセプトです。バッテリー式のヒップハング&ツインノズルで、アクティブでシームレスな掃除を体験できます。

特徴
・バッテリー式。
・腰につけるヒップハング方式。
・スティック部分の光は、掃除機が動き出した時の風の流れを青い光で表現しています。
・ごみを吸った時、ナショナル独自の技術「ゴミセンサー」が働き、赤い光とボディ部分に「ズンッ」という衝撃とともに、ゴミを吸っているのを目と体で実感できます。
・背面のダイアルスイッチで調整。
・ノズルとヘッド部分との着脱が簡単に実現。
・大小のツインノズルを採用。
・ゴミの量を識別できる、ゴミカウンターを設定。


買ってみてはじめてわかる、意外とメンテナンスが面倒な加湿機。フィルターの掃除や給水もしなければならない。
その仕組みが植物の給水・放散と同じであることに着目した結果、ふわっと水分が蒸発しているような加湿機ができました。

特徴
・非常にメンテナンスを必要とする家電であるため、今まで箱の中にあったフィルターは外に出しました。
・直接水に触れていないので雑菌の発生を防ぐことができます。
・ワンシーズンごとに変える加湿フィルターは、次のシーズンには色を変えるなどの楽しみ方ができます。
・トップの加湿フィルター部分が点灯します。
・水を簡単かつマメに注げます。


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